2005年 01月 09日
アーチャー |
前回に引き続き、今回はナイトの話で触れた、弓兵(アーチャー)についてのお話です。
プリストンテールのアーチャーは、高い命中力と攻撃力を兼ね備えており、極めて攻撃色の強いキャラクターと言えるでしょう。しかし、その代償として非常に打たれ弱いという弱点もあります。それ故に、狩場やPTの編成、運用方法によってはその能力を生かすことができない場合もありますが、逆に適切な狩場で適切なPT編成と運用を行えば、その高い能力を遺憾なく発揮することができます。その辺りがAの難しい所ではないでしょうか。
では少し、中世ヨーロッパの弓兵の小話を。
中世ヨーロッパにおいて、弩(クロスボウ)はその出現当初、戦場の主役ではありませんでした。当時の支配階級の象徴が騎士であることに対し、その存在理由を脅かすほどの殺傷能力を持った弓を使用するのは平民であり、社会秩序の維持の為に教皇がキリスト教徒に対して弓の使用を禁止する禁令を出したことさえありました。しかしその禁令も、戦場での弩の有効性の前には効果なく、弩は急速に広まっていきました。
この弩は命中精度と貫通力が高い反面、有効射程が短く、二の矢を放つまでに時間がかかるという欠点を持っていました。このため、中世後期になると重装甲化した騎士のギャロップに対してはあまり効果がありませんでした。
これに対して、元々イングランドの農民が狩猟用に使用していたのが長弓(ロングボウ)です。長弓は射るのに訓練が必要ですが、熟練者ならば速射が可能で、有効射程も長く威力も十分にある効果的な武器でした。
イングランドの長弓兵はフランスとの戦いで大活躍しますが、それは長弓兵と下馬した騎士を共同運用した事が大きな要因となっています。
様々な兵種が連携して戦うことで大きな戦果をあげた例は多くあります。プリストンテールにも多くの職業があり、様々な特性を持っているので、それを上手く引き出して狩りをするのもPTの醍醐味の一つですね。
プリストンテールのアーチャーは、高い命中力と攻撃力を兼ね備えており、極めて攻撃色の強いキャラクターと言えるでしょう。しかし、その代償として非常に打たれ弱いという弱点もあります。それ故に、狩場やPTの編成、運用方法によってはその能力を生かすことができない場合もありますが、逆に適切な狩場で適切なPT編成と運用を行えば、その高い能力を遺憾なく発揮することができます。その辺りがAの難しい所ではないでしょうか。
では少し、中世ヨーロッパの弓兵の小話を。
中世ヨーロッパにおいて、弩(クロスボウ)はその出現当初、戦場の主役ではありませんでした。当時の支配階級の象徴が騎士であることに対し、その存在理由を脅かすほどの殺傷能力を持った弓を使用するのは平民であり、社会秩序の維持の為に教皇がキリスト教徒に対して弓の使用を禁止する禁令を出したことさえありました。しかしその禁令も、戦場での弩の有効性の前には効果なく、弩は急速に広まっていきました。
この弩は命中精度と貫通力が高い反面、有効射程が短く、二の矢を放つまでに時間がかかるという欠点を持っていました。このため、中世後期になると重装甲化した騎士のギャロップに対してはあまり効果がありませんでした。
これに対して、元々イングランドの農民が狩猟用に使用していたのが長弓(ロングボウ)です。長弓は射るのに訓練が必要ですが、熟練者ならば速射が可能で、有効射程も長く威力も十分にある効果的な武器でした。
イングランドの長弓兵はフランスとの戦いで大活躍しますが、それは長弓兵と下馬した騎士を共同運用した事が大きな要因となっています。
様々な兵種が連携して戦うことで大きな戦果をあげた例は多くあります。プリストンテールにも多くの職業があり、様々な特性を持っているので、それを上手く引き出して狩りをするのもPTの醍醐味の一つですね。
by Doryphorus
| 2005-01-09 22:09
| キャラクターについて